使い勝手とオシャレを両立させるキッチン動線のコツ！熊本の注文住宅実例でご紹介！
住まいづくりで、こだわりたいスペースは【キッチン】ではないでしょうか。SNSや実例まとめサイトでよく目にするのは、「オシャレ」、「生活感がない」、「シックな雰囲気」「ホテルライク」等見た目だけに特化したものばかりです。しかし、キッチンで重要なことはデザインよりも「使い勝手」です。キッチンは毎日使う場所であり、また、基本的には、来客時には見せない家族の空間となります。優先順位は機能性ということになります。見た目だけを重要視してしまって使いづらいといった失敗はよくある話です。とはいえ、両立させることができれば、より良い空間となります。それぞれ「オシャレで使いやすい」、「キッチン用具の出し入れ手間が無いけど、生活感が無い」、「家族が参加しやすい、シックな雰囲気だけど、暖かい空間」、「ホテルライクだけど、快適でリラックスできる空間」を設計することが重要です。今回は使い勝手のいいキッチンのキーワード「ワークトライアングル」について実際の当社注文住宅実例も交えてご紹介していきます。
使い勝手のいいキッチンの特徴とは
「ワークトライアングル」とは、キッチンのシンク、コンロ、冷蔵庫の3つを結んだ三角形のことです。この三角形の辺を結んだ長さが、適切な範囲に収まっていると、使いやすいキッチンのレイアウトになると言われます。しかし、キッチンは様々なパターンがあり、キッチンパターンに使いやすい距離があります。
キッチンの種類によるワークトライアングル
I型キッチン
I型キッチンとは、シンク、調理台、加熱調理機器等が一直線に配置されるレイアウトのキッチンのことです。 I型キッチンにも壁付け配置と対面配置があります。壁付け配置の場合は横の移動しかなく、三角形にはなりません。この場合は、それぞれの距離を短くするしかありませんが、システムキッチンの場合基本的に一定の距離になってしまいます。対面配置の場合は冷蔵庫の位置が重要です。冷蔵庫はコンロ、もしくはシンクがある場所の背面に設置しましょう。上の図とは異なりますが、例えばキッチンスペースの入口、シンクの近くに冷蔵庫を配置することで、買ってきた食材収納しやすく、調理中も出し入れが楽になり、食材を洗うから調理への動線がスムーズになります。
アイランド型キッチン
アイランド型のキッチンとは、キッチンが、壁に接しない独立した島のように配置されたキッチンのことです。
アイランド型のキッチンのワークトライアングルも基本的に対面I型と同じ配置になります。ワークトライアングルは正三角形に近い形にするほど作業効率がよくなります。しかし、実際正三角形の位置にはカップボードが来るので、冷蔵庫カップボードの左右どちらかに寄せて置くことになります。
Ⅱ型キッチン（セパレートキッチン）
Ⅱ型キッチンはシンクとコンロとが分かれているキッチンのことです。セパレートキッチンとも呼ばれます。シンクとコンロそれぞれにカウンタースペースを設けられるため、調理エリアを広く取ることができます。また、シンク側で下準備をして、振り返るだけで加熱調理に移せるので、家事動線が短く効率的です。キッチンの形の中で一番移動距離が少ない形といえます。さらに、シンク側とコンロ側の両方に収納を配置できるのもメリットです。
Ⅱ型キッチンで家事効率をさらに向上させるパターンとして、ダイニングをキッチン空間に組み込んだ提案がPanasonicのキッチンであれば可能です。ダイニングもキッチンに取り込んだことで、ワークトライアングルの最適化にプラスして、配膳、後片付けの場面までスマートに行えます。また、ダイニング空間の分リビングが広くなります。
このプランは、炊飯や湯沸かしなどの機能も備わっていて家電製品の置き場所が不要なPanasonicのワイドコンロシリーズでの計画が理想です。当社の標準設定からはオプションになりますが、テクノストラクチャーの家では、設備機器の標準メーカーがPanasonicとなっているので、スムーズにご提案が可能です。
キッチン設計で大切なこと
今回は、使い勝手とオシャレを両立させるキッチン動線のコツ「ワークトライアングル」のポイントについて解説しました。使い勝手のいいキッチンを目指すには、デザインや見た目だけに惑わされないことが重要です。
松栄（SHOEI）住宅では、お客様のご要望を取り入れつつも、後々の「こうすれば良かった」が無いように、最適な提案を行っています。
使い勝手とオシャレを両立させるキッチン空間をお考えの方は、是非一度松栄（SHOEI）住宅までご相談ください。熊本市と八代市にモデルハウスがございます、まずはお気軽にお越しください。
