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リビング収納のある間取りとは?

家族が集うリビングは、くつろぎの空間でありながら、生活感が最も出やすい場所でもあります。日常的に使う物が増えるほど「片付けのしやすさ」が重要になります。そこで注目されているのが「リビング収納のある間取り」です。

この記事では、リビング収納の種類、設計の考え方、メリット、失敗しないための注意点を詳しくご紹介します。

1. リビング収納のある間取りとは?

「リビング収納のある間取り」とは、リビング空間の一部に収納機能を組み込んだ設計のことを指します。単に収納棚を置くだけでなく、壁面収納、階段下収納、テレビボード一体型など、間取り設計の段階から計画される収納です。

2. リビング収納の種類とアイデア

◆ 壁面収納

壁一面を使った造作棚や可動式の収納棚は、圧迫感を抑えつつ大量収納が可能。インテリア性も高く、装飾棚としても活躍します。

◆ テレビボード一体型収納

テレビ周りを中心に上下左右に収納を配置。AV機器・リモコン・ゲーム機などが集約され、リビングの美観を保てます。

◆ 階段下収納

リビングと階段が隣接しているなら、階段下を活用しない手はありません。デッドスペースを効率良く使えます。

◆ リビングクローク(ファミリークローゼット)

家族共有の衣類や季節用品などをまとめて収納。帰宅後にすぐ片付けられるので導線がスムーズになります。

3. リビング収納のメリット

◎ 家の中が片付く

物の「定位置」があることで、家族全員が自然と片付ける習慣に。見た目もすっきりします。

◎ 時短&家事効率アップ

必要なものがすぐに取り出せる=探す時間が不要。掃除も簡単でストレスフリー。

◎ 空間が広く見える

散らかりにくいことで、リビングの広さが視覚的にも実際にも活かされます。

4. 収納スペースを考える際のポイント

◆ 使うものは近くに置く

よく使うものは取り出しやすく、しまいやすい場所に。使用頻度に応じたゾーニングがカギです。

◆ 「見せる」と「隠す」のバランス

おしゃれな雑貨はオープン棚に。生活感のあるものは扉付き収納で隠してすっきりと。

◆ 未来も考えた柔軟性

家族の成長やライフスタイルの変化に対応できるよう、可動棚やカスタマイズできる収納がおすすめです。

5. 注意したいポイント

● 収納ばかり作りすぎない

収納が多すぎると圧迫感が出たり、居住スペースが狭くなることも。必要量を見極めて。

● 湿気・通気に注意

密閉された収納は湿気やカビの原因に。通気性を考慮した設計を。

● 重い物の収納位置

高い位置に重いものを収納すると落下の危険も。安全面にも配慮を。

6. まとめ

リビング収納のある間取りは、片付けやすく、家族みんなが快適に暮らせる空間を実現するためのカギです。ただ収納を増やすだけでなく、「どこに・なにを・どのように」収納するかを、生活導線や家族の習慣と照らし合わせて設計することが成功のポイント。

理想の住まいづくりには、「収納」もまた主役のひとつ。あなたのライフスタイルにぴったりのリビング収納をぜひ考えてみてくださいね。

リビング収納のある間取りのこと注文住宅に関しては、自由設計ならではの楽しさがある反面、アイディアの整理や打ち合わせ、そして数々の決断が必要で、思った以上にエネルギーを使います。
せっかく間取りやインテリアにこだわったのに、収納の計画が疎かになると、気がつけば物があふれ、居心地の悪い空間になってしまうことも。

家族の暮らし方や将来のライフスタイルは一組一組異なります。
松栄(SHOEI)住宅では、お客様一人ひとりの生活スタイルに耳を傾け、何十年先を見据えた収納計画をご提案いたします。
どうぞお気軽にご相談ください。