住宅以外(非住宅)にもテクノストラクチャー工法
グランドテクノビーム
テクノストラクチャー工法は、住宅だけではなく、賃貸住宅や店舗、児童福祉施設、高齢者施設、倉庫、社屋等、大規模な建築物も得意としています。
テクノビームの中でも、一番大きな【グランドテクノビーム】を使った現場をご紹介します。

テクノビームには、さまざまな種類があり、建物の規模や空間の取り方によって使い分けされます。

小さいものから【テクノビーム】(鉄部分の厚みの違いでテクノビームでも3種類)、【スーパーテクノビーム】(鉄部分の厚みの違いで2種類)、【ハイパーテクノビーム】、【グランドテクノビーム】(鉄部分の厚みの違いで2種類)と、単に大きくて強いものを入れればいいというわけではなく、邸別に違う間取り、条件に於いて最適なテクノビームが採用されています。
この中の【グランドテクノビーム】は大規模建築物のために開発された梁であり、床梁は最大8mスパン、小屋梁は最大12mスパンの大空間を実現可能です。
グランドテクノビーム現場接合

【グランドテクノビーム】は、工場で分割して製造し、現場にてつなぎ合わせる剛接合を導入しているため、搬送の利便性が高いというメリットもあります。


ボルト締めを専用工具を用いて行います。

現場では、締め付けの強さを有資格者が管理することで接合品質を確保します。
ボルト締めは、1本1本チェックし、締付けマーキングを行います。

【グランドテクノビーム】10本の接合が終わり、並び立つ様は圧巻です。
この現場のスパンは8mの最大ロングスパンとなり、8m×約19mの柱ない大空間がグランドテクノビームにより実現します。

大規模な建物に於いても、テクノストラクチャー工法では、パナソニックが許容応力度計算による構造計算を実施するため、鉄骨造に引けをとらない強度を持ち、耐震性にも自信があります。
テクノストラクチャー工法が住宅以外のでもさまざまな大規模建築で活用されている事実は、住宅建築をお考えの方の安心にもつながると考えます。
テクノストラクチャーで建てる非住宅のメリット
テクノストラクチャー工法で建てる【住宅】と共通する確かな構造計算による耐震性や、大空間だけではなく、テクノストラクチャー工法で建てる【非住宅】は、鉄骨造・RC等他の工法の非住宅と比べても様々なメリットがあります。
鉄骨造からテクノストラクチャー工法に切り替え、地盤改良費・基礎工事費・躯体工事費のコストが下げられたことにより、大幅コストダウンを実現した事例もあります。
また、木造のテクノストラクチャー工法は軽量のため、鉄骨造・RC造に比べて基礎工事や地盤改良の工期短縮が可能です。
さらに、木造のため減価償却期間が22年で設定されており、鉄骨造よりも12年も短いのも特長の1つ。長期的な事業リスクを軽減でき、大きな節税効果や国や地方自治体の補助金活用による建設費圧縮をもたらす提案は、オーナー様にとって大きなメリットです。
松栄住宅株式会社では住宅以外の施設の建築も承っております。
まずはお気軽にお問い合わせください。